プラチナプリントは、文字通り白金を用いた印画技法(プリント技法)で、1873年イギリスのウィリアム・ウィリスによって発明されました。140年の歴史を持つこの古典印画技法が、近年脚光を浴び、再評価が高まっています。
その理由は、プリント自体のクォリティーの高さ、他の印画技法と較べて群を抜いた耐久性と美しさにあります。黒は漆黒に、白はあくまでも白く、そして白と黒の間に無限にある豊かな階調の美しさ・・。写真に立体感、優しさ、深み、奥行きを与え、観る者が引き込まれるような生き生きとした人物を再現できるのです。
さらに、プラチナは科化学的に安定しているので、日常生活で変質、変色することはありません。発明当時に作られたプリントが現在でも非常に良い状態で残されていることから、価値ある写真を後世に伝えていくために最適なプリント法だといえることです。
高橋五郎スタジオの卓越した撮影技術と、世界的に注目されているこの印画法で、あなたのポートレイトを「より価値のある肖像写真」として仕上げてみてはいかがでしょうか。 |